Smart Processing Society for Materials, Environment & Energy
スマートプロセス学会とは スマートプロセス学会は,平成24年4月1日にそれまでの高温学会の名称を変更して,高温から 低温ならびに重厚長大から軽薄短小に至る広範囲の製造および接合などにおける先進的および 環境・エネルギーを配慮した革新的なものつくりプロセスであり、先端材料創製、安全安心な 構造物の構築、新エネルギー創製などに寄与、21世紀にふさわしい科学と技術に関わる学会で、 関係の皆様の学術および情報交換の場として幅広く利用できることを目指しております。
事業内容 1.会誌「スマートプロセス学会誌」の発行 隔月刊 年6回。 最新の技術解説・研究論文・研究ノート・国際会議報告・文献紹介・海外情報・新技術紹介 などを内容とし、会員は会誌の配布を受け、自由に投稿できます。 2.学術講演会の開催 毎年11月に学術講演会を開催します。 3.研究部会における各種委員会の開催 研究部会では、各種研究委員会やセミナーを開催しています。
適格請求書発行事業者登録番号 T3120905004717
部会紹介 当会には下記の4部会があります。 ・レーザプロセス部会 [部会長] 塚本 雅裕 [事業紹介] レーザプロセスの開発や展開に関連して、各種レーザ装置の開発とそれらを 用いたレーザプロセス技術の応用展開が図られている。レーザプロセスがさらに発展する ためには、レーザとプロセス技術についての知識を有するレーザ技術者と研究者が多数輩 出する必要がある。そこで、部会では、ものづくりの発展に貢献するため、レーザプロセ スに関連するセミナーやシンポジウム、国際会議「The 5th Smart Laser Processing Conference (SLPC 2024) 2024年4月23日~25日」などの情報提供を行い、技術相談 などを通じて部会に所属する研究者や技術者を支援する。また、研究会の開催を検討して いる。 ・アディティブ・マニュファクチャリング部会 (先進プロセス部会より名称変更(平成30年12月19日付)) [部会長] 桐原 聡秀 [事業紹介] 任意形状の2次元断面を高速作製し、積層しつつ連続的に接合することで、 複雑形状の3次元構想を精密成型するプロセスとして、アディティブ・マニュファクチャ リングが国内外で広く活用されるようになった。理論に応じて機能を発現させる設計プロ セスをはじめ、複雑パターンを高速かつ精密に得る造形プロセスや、部材パフォーマンス を試験し可視化する評価プロセスなど、各工程段階を連携しつつ知見を集める。学会員の 研鑽に資するよう、研究会の開催をはじめ、学術書籍の編纂などを進める。 ・環境・エネルギープロセス部会 [部会長] 井田 民男 [事業紹介] 国際情勢による環境とエネルギーを取り巻く課題は、極めて多様化しつつ ある。特に、閣議決定されたグリーンイノベーション事業は、今までにない巨大国家 プロジェクトとして進められている。なかでも、エネルギーの省力化や高効率化のみな らず、環境とエネルギーを同時に解決できるスマートなエネルギー開発が求められる。 本部会では、再生可能エネルギー等のバイオマスを原料とする新固形燃料(半炭化固形 燃料、バイオコークス等)の社会的な普及とその開発を先導する。 また、高度な熱エネルギーの利活用を目指す、科学的な現象解明や先進装置等の研究 開発を先導する。さらに、産業界が抱える課題、社会が抱える問題に積極的に取り組み、 産官学による複合的かつ専門領域を融合できる学術的な仕組みを形成し、横断的な支援 を行うため、コンソーシアムを構築し、相互の情報交換を活発化するために、環境・エネ ルギープロセスに関する調査・研究の推進を図り、本部会の目的を達成するために必要な 事業を推進する。特に、部会の活性化を図るため、セミナー及び勉強会を開催し、さらに 論文特集号をオーガナイズする。 ・エレクトロニクス生産科学部会 [部会長] 荘司 郁夫 [事業紹介] エレクトロニクス製品に関して、「もの創り」に役立つ生産プロセス・ システムを構築することをめざし、科学的な基本原理に基づくアプローチによって 「ものの流れ」と「情報の流れ」を有機的に結びつけ、素材を活かす設計・加工、 加工プロセスを考えた設計、設計に活きる加工、といった「統合エンジニアリング」 の立場から、新しい「もの創り」技術の創出・展開を支援する。そのために、研究 委員会やシンポジウムなどの開催を始め、学会誌やHPによる関連研究開発情報の 発信、セミナーによる技術者育成を積極的に行う。